こんな課題を解決したいのです

昨今の日本では、多様な文化と言語背景をもつ子どもが多数生活しています。しかし日本の学校の現状は、異文化に触れることに慣れていない子供たち、ただ一つの言語「日本語」のみを用いて生活をしています。そんな日本の学校の環境は、外国人児童にとって、想像以上に大変です。彼らは自ら望んで来日するわけではなく、親たちのデカセギに伴い一人では生きていけない状況の中、しかたなくついて来ざるを得ない子ども達がほとんどなのです。

国籍を問わず、全ての子どもに教育を受ける権利が認められている「児童(子ども)の権利条約」にわが国も批准しているにもかかわらず、国際基準となっている義務的な初等教育を受ける機会が均等に保障されていない現状があります。この現状を踏まえ、次の世を担う彼らが「正しくいきてゆくための教育とは何か」を考え、行動にうつしてゆく必要があります。

1.外国人子ども日本語学習支援「浜松市教育委員会」

日本語・学習支援旧西北エリア(教育委員会事業)

日本語・学習支援 旧西北エリア(教育委員会)
浜松市内公立小中学校在籍外国人子ども支援
バイリンガルによる初期支援後、日本語の学習と、学習に繋がる日本語支援を行っている。

 ジャボラ子ども支援 日本語・学習支援実施校

2.『寺子屋教室』ジャボラ高丘24「文部科学省委託事業」終了

写真:第一回保護者会(日本人外国人保護者ともに参加)

①地域住民が参加可能なボランティア教室の運営。
②国籍を問わないボランティアグループの構築。

国籍等、に関わらず、学習、いじめ、学び直し等、様々な原因で助けが必要な児童・生徒に外国人保護者とともに共生、協働し、通級型教室を運営してきました。
現在は教育委員会授業を主におこなっています。

対象:日本人と外国人の子ども。宿題の他、学習問題・日本語学習に対応。
期間:H24年7月~H25年3月 平日(月曜日を除く)13時~18時半 (木・金6時まで) 
支援:ジャボラNPO他 日本人と外国人の児童生徒保護者や地域住民との共生ボランティア           

ジャボラ24「寺子屋教室」募集 チラシ (日本語)
ジャボラ24「寺子屋教室」募集チラシ(ポルトガル語)
第1回保護者会
【お知らせチラシ】 【通信チラシ】
【お知らせチラシ(ポ語)】 【通信チラシ(ポ語)】
2回保護者会(兼防災教室)
【お知らせチラシ】
出席者:日本人34人 外国人30人
パサリーニョ(Passarinho)
【日本語チラシ】 【ポル語チラシ】

3.中三支援 (終了)

高校受験を目指す生徒たち(今年度中学3年生)が、苦手な科目を少しでも理解できるようにお手伝いする「教室」です。
全日制の公立高校入試のための学習と、夜間高校入試のための作文・日本語の勉強が中心です。

虹の架け橋教室(23年度終了)

 文部科学省が「定住外国人の子どもの就学支援事業」として実施している事業です。
景気後退により、不就学・自宅待機となっているブラジル人等の子どもに対して、日本語等の指導や学習習慣の確保を図るための場を設け、主に公立学校への円滑な転入が出来るようにすることを目的としています。